6月14日

あれから二か月、あと一か月となった。

今まで、Twitterでは幾度となく自分の考えを話してはきたけど、自分のためにもここに残しておこうかなと思ったので興味がなければそっとホームボタンを押してください。

 

 

 

 

いくわよ。

 

 

 

最初の一報は、4/12だったかなと思う。もう結構昔に感じるなあ…

その時私は北海道旅行中で、ちょうど小樽から札幌へ帰る電車の中だった。同行者が寝ていたのでTwitterを見て暇つぶししようと思った。

TLを見るとなんだかざわざわ。ジャニヲタをしていて分かったことだけど、『金曜日』を名乗る某雑誌は実は金曜日でなく木曜日に第一報が入ったりするんだよね。自分の名前には責任とって欲しいわよねまったく…

 

それはそうと、その時はまた誰かのスキャンダルとか熱愛ですねはいはい~と思いながら遡っていた。

 

 

渋谷すばる関ジャニ∞脱退、事務所も退社か?】

 

【バラエティの仕事に嫌気がさした?】

 

みたいな見出しだったと思う(後の会見にて、見出しの二つ目は笑い飛ばしながら否定していたけど)

 最初の素直な感想は、「おっと変化球~」だった。

基本的にジャニヲタをやっていく上で、本人・事務所発信の情報以外はできるだけスルーするように努めている、きりがないから。

 

昨今のSNSの発達で、『火のないところに大火事』が起きてしまうのが芸能界だと思っているので、何事も話半分で信用する癖がついていた。

今回も、まさかの脱退ネタで、変化球とは思いつつ笑い飛ばしていた。なんなら、まったく信用していないからこそ、あの記事に怒りさえ沸いていた。てきとーな事書くなよおいって。

 

だって、すばるがバラエティ嫌いなはずがない。テレビに映る彼は口数がそんなに多くないのでクールに見えるかもしれないけど、自分のラジオでは下ネタだらけだ。なんならすばる=変態だ(偏見)

黄金期時代の雑誌に、『女性のムダ毛処理が嫌。チクチクするから。ならボーボーに生やしてて欲しい』って言ってるのを当時小学生だった私は『こいつ何言うとんねん…』て思ってた(褒めてる)

クロニクルのファボられで見せる、陣内智則氏への攻撃(褒めてる)だって、バラエティが好きだからこそ。

すばるがジャニーズ事務所を、関ジャニ∞を辞めるはずがない。

2012年夏に行われた『∞祭』にて、大声で「一生、あなたたちのアイドルです!!」って言ってくれた。

記憶にも新しい、オーラスで大倉くんが欠席せざるを得なかった『元気が出るライブ』にて、隠すこともせず泣いてくれた。後日の雑誌インタビューにて、感謝している人に大倉くんの名前を挙げ、「一人足りないことがいかに大変かをわからせてくれた」って言っていた。

外部のライブに出るときはいつも、「関ジャニ∞ってアイドルグループやってます!!」って言ってくれた。

どのメンバーよりも、「エイター!!」って叫んでくれた。

 

私だけじゃない、私のTLではほぼ信用している人なんかいなくて、みんな笑い飛ばしていて。

今思うと、ほんと心の底からあんなニュース信用していなくて、それもなかなか凄いことだなって。

2ヶ月ほど、其々がこの事情を抱えながら、辛い思いしながら仕事してくれてたのかなと思うと辛さしかない。

 

 

ざわつき始めたのが、毎週土曜日23:30から始まる『オールナイトニッポンサタデースペシャル大倉くんと高橋くん』内のリスナーとの電話の時。

この日のリスナーは、「今仕事をしているが、辞めようと思っている」「ほかにやりたいことがたくさんある」「スムーズに辞められるように、寿退社だと上司に嘘をついた」というものだった。

時々リスナーとのトークで熱くなる大倉くん。

この日もリスナーにいろいろ問い詰めていたが、ある瞬間から

「自分の好きなことをしていいと思うよ、一回の人生なんだから」

と前置きしたうえで、

「自分の好きなことをしたくてその仕事に就いても、好きなことだからこそ辛いかもしれないよ」

「でも、あなたの今している仕事は凄く素敵な仕事だよ」

と伝え。

ん?なんかいつもより熱いな~って思いつつ聞いていた。

 その後のリスナーからのメール。

熊本の被災者からで、不安だった時にこのラジオを聞いて励まされた、いつも元気をもらっている。あの時救ってくれてありがとうございました、というもの。

それに対し、「こういうメールをもらうと、自分の仕事の意義とか考えるよね。仕事をしているとさ、いろいろ辛いこととかあるし、辞めたいなとか思うことも誰にだってあるし俺にもあるし、でもこういうことを言ってもらえると励みになるし。立場上言えないこととかも思っていてもある中でこういうことを言ってもらえて嬉しいなって思う。俺もそうだしみんなもそうだし、不安なこととかあるという人に向けて、前向きに生きていけるように発信した曲なので、この曲を聴いてください」

で、流れたのがLIFE。

話している声も震えているというか、涙声のようにも聞こえて、みんなざわざわしていたのを覚えている。

何かあったのかな、ただ感傷的になったのかな、でいつもなら終わっていたかもしれないけど、ふと木曜日の一報が頭をよぎった。が、まあ感傷的になっただけかな、で自分を納得させて寝た。

 

 

急展開したのが、翌日9:30頃、FCから届いた『ファンの皆様へ』という、メール。関ジャニ∞のメンバーから大切なお知らせがあるという、11時から会員サイトをご覧くださいというメール。

今思い出しても、本当に長い1時間30分だった。「あの週刊誌を否定する文章が出るのかな」とか「いや、15周年に向けてのコンサートの発表とかで『そんなことかーい!!』ってなるんじゃないか」とか、はたまた「誰か結婚とかするのかな?」とか。

本当に誰も信じていなかった。だってあの事務所は『本当に大切なお知らせほど事前通知しない』が定説だったから。

でもずっとざわざわしてて、生きた心地がしなかった。

 

 

 

その後については、あの会見の通り。

大げさじゃなく、あんなに泣くことあるんだなとか、こんな辛いことあるんだなとか、こんなに悲しいならこんなにエイトを好きにならなきゃよかったとさえ思った。

 

13年前にあんなに悲しいことがあって、後にメンバーが一人減った。みんなが悲しんだ。

メンバーが悲しくて泣いている姿は関風オーラス後ほぼ見たことがなかったように思う。

まあ、私は関風コンは仕事でいけなかったからまああれだけど。 

 

2年前のコンサートオーラス、大倉くんがいなかった。

そのことに関しては以前ブログにも書いたので割愛するが、本当に辛くて悲しくて、『辛くて悲しい』という感情でメンバーが泣いているのを久々に見た。

 

 だから、『メンバーがいない』事に対してあんなに辛いことを体験した関ジャニ∞が、自らの意思で辞めるなんて思いもしなかったんだよね。

 

 

現在の心境は、というと、自分でもよくわからない。今でも毎日、すばるが『辞めるのを辞める』っていうのを待っているし。

なんで?どうして??っていう気持ちは今だって変わらないしもしかしたらずっと持ち続けるのかもしれない。今後のすばるの活動、関ジャニ∞の活躍を見て、なんで?って思うことがあるかもしれない。

 

ただ、今思うのは。

あの時マスコミへの会見開始時間とほぼ同時刻にファンへ向けて発表されたコメント。メンバー全員(やすすは体調不良により欠席)で行われた異例の会見。全員がしっかりと話した後での投げかけられる質問に対しての受け答え。あれが、あれこそが私がずっと好きでい続けた関ジャニ∞の姿だった。

マスコミと同時刻でのコメント発表は、ファンへの精いっぱいの誠意なのかな。SNSが発達している現代、できるだけそんなところからの情報でなく自分たちの言葉で伝えたいというメンバーの思い。

会見でも大倉くんが言っていた、「この数日、ファンの方々に色んな憶測を呼ぶ結果になってしまった」。

そうやって、こんな時でも7人はメンバーそれぞれを思いやるとともにファンの気持ちをいつも考えてくれるんだよなあ。

あの人たちのことだから、私たちが思った「なんで?」「どうして?」はほんとに亮ちゃんが言うように「こいつらしつこいな…」ってすばるが思うほどに聞いたし説得してくれたと思うし。

 

会見でも隠すことなく涙を流すヨコ。

テレビでは珍しく感情そのまま不貞腐れたというかそんな態度をずっとしていた大倉くん。

以前「どうしたらいいかわからないときには笑ってしまう」と話していた通り終始にこやかだった丸ちゃん。

一周して無理やり自分を言い聞かせたような表情だった亮ちゃん。

動揺しているメンバーを気遣ってかいつもと変わらない頼れる信ちゃん。

やっぱり「バイバイ」で終わらせた安田。

 

今まで大変だった、しんどかったことは?の問いに「楽しいことしかなかった、それは一人じゃなかったから」

活動の中で一番印象に残っていることはの問いには、デビューでも初ドームでも47コンでも野外でもなく、「メンバーとの何気ない楽屋での時間」と答えたすばる。

 

全てが関ジャニ∞らしくて、誰も嫌いにも責める気にもなれなくて、でもそれは今までの彼らがファンに向けて言ってくれたこととか行動してくれたこと、何より誰も悪者にならないように、誰も嫌いにならないように努めてくれた結果なんだろうな。

 

当日から翌日にかけて、ネットニュースWS、色んな媒体でこの事が取り上げられていた。

いつもエイトのニュースがあると大きな事件とかと被って放送されないのに、こういうときに限って何も被らないのよね…

でも、どのニュースでもこの会見が褒められていた…と言ったら語弊はあるけど、メンバーの真摯な姿、ファンへの思いやりについて凄く評価されていた。

本来、グループからの脱退ってマイナスイメージがつきがちなのに、私が見る限りあの元議員以外にマイナス発言する人は誰一人居なくて、テレビでも芸能記者の人から芸人から、『彼らはいつも礼儀正しい』『楽屋でもいつも仲良しだよね』『凄くファンの事を考えた会見だったね』って。

 

誇らしいよね。

私の大好きな人達がこんなに褒められている。こんなことで知ってしまったのが辛いけど。

あるコメンテーターの方が言ってた。

『凄く気になったのが、彼ら「ジャニーズ事務所を辞める」とは言っているけど、一言も「関ジャニ∞を辞める」とは言ってないんですよね。きっとファンの人達が一番聞きたくないのが「関ジャニ∞を辞める」という事。凄くファンを思った会見だったなって。』

ファンじゃない人にも思いが伝わってて、辛かったけど嬉しかった。

 

 

昨夜のジャニ勉2/∞ロケ中、エイターと遭遇するシーンがあった。ロケがいつだったのかはわからないけど、彼女たちの会話から、会見後なんだな~と把握。

「すばる君の話をしていたんです」「頑張ってほしいねって話していたんです」という彼女たちは少し涙ぐんでいるようにも見えたけど、それに対して笑いながら『ありがとう、がんばるわ!!』って言ってた。

そうなんだよ、やっぱり関ジャニ∞には笑ってほしい。寂しいこと、辛いことに変わりないなら、エイトが歌っていたように『せめてもう一回君がくれた笑顔で笑いたい』なんだよなあ。

私があの場で遭遇していたら、「頑張ってほしい」なんて伝えられなかったと思うから、あのファンの人たちには感謝している。

 

 本音は、7月15日が来るのが怖くて仕方ない。

メインボーカルであるすばるが、エイトレンジャーのレッドが、関ジャニ∞渋谷すばるが居なくなることが想像できなさすぎて辛い。

だけど、もう引き返せないなら、戻れないならせめて最後は笑って、「バイバイ!元気でね!!」って手を振って送り出してあげたい。

 

サタプラで小堺さんが言っていた、『関ジャニ∞はこれから二つの夢を追うことになるんだね』が全てだと思うから。

 

 

 

残りの1ヶ月、少しでも多く7人の笑顔が見れることを祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今からでも、『辞めるのを辞める』って言っていいんだよ?