深夜の戯れ言

深夜だから誰も見てないだろうけど、なんとなくこれ以上ツイートするのはTL荒らしちゃうのでこっちに書く(明日も仕事だけど)。

 

 

新年会の時に『遊びじゃなくて仕事としての話し合いをしなきゃダメなんだ!』って言ってたのが当時からなんとなくひっかかってたんだよね。

確かに丸ちゃんも大倉くんも、『停滞してちゃダメだ』『現状維持は後退だ』的な事は言ってたけどその熱量ともベクトルが違ってると言うか。

でももしかしたら、グループとして

 

『上に上がっていくためにこれからも努力を惜しまない』

 

って考え方と、

 

『昔みたいにがむしゃらに泥臭くやろうぜ』

 

っていう、似ているようで微妙に違う、その微妙な差異がもしかしたらあったのかもなあ…なんて思ったり。

 

 

別に、昔の仲間と飲むことは全然悪いことではないしそれこそお前らに関係無いだろって事案だしそれは確かだし口を出すことではないんだけど。だけど。

なんか、あーいう写真見ちゃうと、「あー。2008年のあの時がやっぱり忘れられなかったのかな」って寂しくも思ったりするわけで。

 

 

直接は言っていないけど、それこそ画面を通して紙面を通してでしか見ていない私でさえ、当時の大倉くんは否定的だったしそれはDearEighterでも言われていたし(本人は「そうやったっけー?」ってはぐらかしてたけど)、きっと『それは日本にいてはできないことなの?』『俺らと一緒に夢を叶えることはできないの?』に繋がるんだろうな…

まあ、これは私が大倉担だからこそ(勝手に)思うことなのかもしれないけどね。

 

 

元々、5とアメリカに渡る予定ではあったしね(テロで無くなったけどさ)、それがやり残していた夢だったのなら、現状を捨ててでもそういう音楽がやりたかったのなら無理強いはできないよな、と思いつつも、やっぱり寂しいよなって気分にはなってしまうな。

 

 

FCで観られる動画で、新曲っぽいのが聴けたけど。それを聞いて初めて自分でもわかった、気付いた?ことなんだけど。

 

私は彼の作る曲が好きだとずっと思ってたけど、それは『彼が作る関ジャニ∞の曲』であって、『彼が作る渋谷すばるの曲』じゃなかったんだ、って事で。

 

desire とかあとかゆとか生きろとか好きなんだけど、ハイポジとかdownupとかONEも大好きなんだけど、あの動画で聞いた曲とか彼が彼のために作った乗っかりトレインは苦手な…と言うか私には響かない曲だったんだよな… 

 

気付かないようにしていたのかほんとに気づいてなかったのかはわかんないんだけどさ。 

 

そうなると、同じ人から生まれた曲でもここまで感じ取りかたが違うと、それこそ『グループにいてはできないこと』だったのかもな…

 

 

 

 

 

これはヲタクの勝手なエゴなんだけどさー。

 

やっぱり、大倉くんのドラムを背中に浴びながら、丸ちゃんのベースに寄り添いながら、安田のギターにテンション合わせながら、亮ちゃんのサブギターにハーモニーを奏でながら、信ちゃんのキーボードにメロディをもらいながら、ヨコのボンゴに元気をもらいながら、その中で歌うのが大好きだって、一番最高だったって、思っていて欲しいなってやっぱり未だに思っちゃうんだよな。

 

そんなのヲタクのエゴなのはわかってるけどさ。

 

どうしたって私はエイトが好きだから、彼らにはもっと多くのものを見て欲しいと思うし、賛否はあったにせよ海外でやったことも、ほんとに糧になったと思うし(OP出て来て、夢が叶ったエイト見てひっそり泣いたからね笑)、メトロックで野外フェス体験したけど、もっと他にも体験できたら良いねって思ってるしやっぱりミリオンは取らせてあげたいなって思うし。

 

まだまだ体験してないこと、目指せることは延々とあるからさ。目指せるだけ目指して夢を叶えて欲しいなー。

 

 

 

深夜だからってとりとめもなく好き勝手呟いちゃったな。

 

なんか、あのたったひとつのツイートと写真だけで2008年後半のちょっぴり寂しい時期を思い出してしまったので。

 

 

 

さて、寝ようかね。

 

 

 

 

 

追記

 ほんとに海外で勝負したいのかはもはやわからないけど、ほんとに海外行きたいならあの写真のポーズしたら海外では命はないと思うので気を付けた方がいいと思います。知ってると思うけど

 

平成をジャンプ

するのを待ちきれなかったのかな、なんてくだらないことをボーッと考えながら電車に揺られてました。

 

 

マシュマロも来ていたのでツイートしようかなって思って書いてたんだけど、やっぱ100字じゃ書ききれなくて(マシュマロって飛ばす方は1000文字送れるのに返信は100文字なんだよ、100文字て)こっちに書きました。

 

なので、今から書くことはツイートの延長だし、今現在の気持ちなので今後変わることもあると思うし。

ほら、人って変われるってACEも言ってたじゃん(8UPPERS本気愛)

 

別に残しておかなきゃいけない文でもないし、今回こそ後から消すかもしれないけど。めんどいからそのままかもしれないけど(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあでもほら、気分害する人も居るかもしれないから、ちょっとスペースでごまかしてみる。

これもTwitterより優れてるところ←

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すばるの事だけどね。

 

 

ほんと起き抜けにスマホ触って(なかなか指紋認証されない朝でした)TLで一報を観て、『早っ、え、早っ。』って呟いた(笑)

 

まあ、先日あの会見から一年が経って、抜けたことで該当担だけじゃなく悲しい思いをした人が多くいるしそれは私もそうだったし、いつかこの目で活動を観たい!とは思っていたけど、こんな早いとは思わなかったってのが本音(笑)

なんとなく、なんとなーくあのHPが出来た時に(もしかしてその日は近いのかな…?)なんて思ってはいたけど、漠然と。

 

まあ早い早いとはいっても、だったらどのくらい時間を空けたらいいんだって事にもなるけど。

すばる自身の為にも、活動を待っていた特にすばる担だった方の為にもきっとあまり時間を開けない方が良いとの判断でこの時期にしたと思う、ヲタクは未だしも本人は人生がかかっているしね、みんなの記憶が鮮明なうちにね。

 

 

でもね!やっぱり、やっぱりね!!

会見の時点でも全メンバーが納得していたわけではなかったし、ツアーを通して、DVDを通して、そして雑誌やレンジャーでの言葉を通して。

6人の想いをリアルタイムに聞いていたからこそ、どんなタイミングでどんな形でもやっぱりみんなが納得行く選択肢って無いんだろうなあって改めて思った、他人事みたいだけど。

 

 

やっぱり15年て長いよ。

15年、7人だと14年だもんね。

 

 

14年間、7人でのバンドを観てきたからこそ、

 

『大倉のドラムで歌うのが一番気持ちがいい』

『上手いドラマーはいっぱい居るかもしらんけど、俺は大倉のドラムが一番好き』

 

って言っていたすばるだったり、

あの日のコメントにも、

 

『あなたの後ろでドラムを叩くことが大好きでした』

 

って言った大倉くんだったり。

やっぱりその関係性が好きだったんだなあって。

 

他の人と、エイトよりも技術面は優れているであろうプロの方々と音楽をしているすばるの動画を観て、やっぱり悲しく?寂しくなったのは事実。

関ジャニ∞では、叶えられない夢だったのかな…って。

休止では駄目だったのかなって。

 

関ジャニ∞の中に居るすばるが大好きだったなあ。

 

 

 

内くんが抜けて、抜けたあの時とも現状は違うし、今後どう考えが変わっていくかはたまた変わらないかはわからないけど、まあ、彼の言葉を借りるのであれば

 

 

『なーんかええようになれへんかな~』

 

 

って感じです。

 

 

 

 

朝にも呟いたけど、とどのつまり私は大倉くんが大好きで関ジャニ∞が大好きなので、まずは彼らが幸せに、彼らの望む限り関ジャニ∞を成長させていって欲しいし、大倉くんの描く『関ジャニ∞の夢』が1つでも多く叶って、サプライズ的に私たちにお披露目される未来があれば良いなあと思う。

 

そして、笑顔が似合うメンバーがあんなに憔悴しきった顔で会見に臨み、人前で泣かないメンバーが生放送で涙をこらえきれず、勿論ヲタクも『そんな泣くか!?』って位泣いて、みんなが悲しい思いと寂しい思いと、最後には背中を押したのだから頑張って欲しいよね。

 

 

あ、ただね。

 

彼が抜けたことにより、ほんとごくごく一部の該当担が6人のメンバーをぼろっくそに言っていたことは許さないし未だに忘れていないので、そいつらは一生こっちにくんな、って思っています。

 

 

 

 

 

まずは、頻繁に連絡なんてしなくて良いから、せめて信ちゃんには生存確認と、やすすにはLINE返してあげてね。

『バイバイ』って言わないとLINEも終わっちゃいけないんだから(笑)

 

 

 

 

 

ちなみに、何度も何度も鯖落ちしましたがなんとか会員登録はしました。

とりあえず一年。

『イマ』は『未来』に向かう道の途中

 

なんだかんだ一年経ちますね。

 

未だに忘れない一年前の今日、4/14のANNで仕事に関する電話をしてきたリスナーに結構ガチめに厳しい言葉を投げ掛けた大倉くん。

からの最後のリスナーからのメール、『熊本の震災で辛かったけど、二人のラジオで励まされた』という内容のメールに対し、仕事をしていれば辛いことも辞めたくなることもあるそれは自分もそうだけど、と前置きした上で、こうやって励まされたとかいう声を聴くと自分がやっている仕事に意味があったんだと実感する、っていう言葉を声を震わせながら話してくれていた。

 

この時からTLはざわざわしていて、大倉くんどうしたんだろう?ってなってた。

今思うと、翌日にあの会見を控えてどんな気持ちでリスナーの電話に答えていたんだろう。どんな気持ちでリスナーメールを受けていたんだろう。

優くんだってきっとあの時には知らされていただろうし、どんな気持ちで相槌を打ってくれていたんだろうなって。

 

ラジオ翌日は10時過ぎまで寝てることが多いけど、なんかあの日は胸騒ぎがして8時位に目覚めて、それで9時半頃に(確認したら9:38だった)メールが来たんだね。

 

まさかな?とか、いやなんかイベントのお知らせとかかな?とか、はたまた誰か結婚するんじゃない?とか。できるだけ前向きなことを考えたり、「『大切なお知らせ』って言うときは大抵大切じゃない。大事なことは事前予告なく決まる」って自分に言い聞かせたり。

 

冗談みたいな話だけど、11時のあの瞬間は凄く手が震えていたしなかなか繋がらなかったけど5分位で繋がって、予想の中で一番当たって欲しくない結果がそこに書かれていてああ…って思って、メンバーのコメントもあったから大倉くんから読もうって読んだら、『僕は、あなたの後ろでドラムを叩くのが好きでした』で涙が止まらなかった。

 

大倉くんはずっと言っていたんだよね、『僕がこんなこと言うのはおこがましいけど、メンバー以外の後ろでドラムは叩くつもりはない』って。ジャムとか、そう言うのは別だけどさ。

ああ、こんな時まで、こんな時だからこそこの言葉を、この約束を言葉にしたのかなって思うと物凄く辛くて。

で、会見観たら大倉くん不貞腐れてるじゃん…

 

あそこでメンバー皆が清々しい顔をして座っていたら、『彼の意見を尊重します!』『みんなで背中を押します!!』って言っていたら心のモヤモヤはあったままだったろうな、とか、あそこで各々が各々の態度だったり言葉で今の気持ちを吐露して、大倉くんは『未だに納得いかない』とはっきり言ってくれた事で救われたファンも多かったよなあ…

少なくとも私はそう。

一番近くにいたメンバーが納得していないのなら、まあこっちもすぐに気持ちを切り替えなくても良いよなあって思ったな。

 

それからの3ヶ月ってなんか物凄く長く感じた。

6月頭位には『もしかして抜けるのは盛大などっきりなのでは』位に当たり前に過ぎていってたし。

 

でもまあ、やっぱり"その日"は来てしまうわけで。

 

7月8日の関ジャム翌日は大倉くん週末のGR8EST北海道のためにANN録音のお仕事があって、優くんも関ジャムには触れてくれて。

ラジオでは話していなかったけど、この時の優くんのツイートには『無駄におれがテレビの前で泣いたことは秘密』って呟いてくれてるんだよね。

 

そっからのGR8EST初日。

亮ちゃんの『掌が背に触れた』の気迫が凄すぎて、寂しい気持ちはあっても不安は抱かなくても良いのかもって思わせて貰った。

 

名古屋最終日にはみんなで泣いて、東京最終日にはみんなで笑って泣いて、あれからまだ一年経ってないとかほんっっっっっとに長い一年だった…

 

2018年はメンバーもファンもほんとお疲れさまでしただったね…

あの一年に、彼らが届けてくれた言葉に嘘はないと思っているし、勿論人の気持ちは変わるものだし、永遠とかずっとはないけれど、少しでも長く活動してくれたらこんなに嬉しいことはないなって今は思う。

 

あの時に、『解散』を選択しないでくれて本当に良かった。

 

あの瞬間は動揺しまくっていたから、『7人で活動できないならここでみんなやめて欲しい』って思わなかったといったら嘘になるし昔からの友人ともその話しはしていたし。

 

でもあれから一年経って、やっぱり未だに関ジャニ∞が大好きだしこの6人の今後を見続けていきたいと思ったし、何より初の海外公演台湾で出てきてOPへそ曲がりを歌う6人を観て、

『大倉くんの描く関ジャニ∞の夢のひとつが叶った瞬間』

を見ることができて本当に嬉しかったし。

 

きっとまだまだ大倉くんが描いている夢はあるんだろうなとか思うと期待しかないよなあ。

 

 

『展望や目標を語らずサプライズを届けたい』

 

と言ってくれた事、

2018年ファンに救われたことは?の質問に

 

『僕らの前で素直でいてくれたこと。』

 

『あなたたちの人生の中に僕らを存在させてくれたこと』

 

『いつもありがとう』

 

と言ってくれたことが本当に嬉しかった。

 

8周年の際に、

 

『ありがとうと言える距離に居てください』

 

と言った言葉が数年後、

 

『ありがとうと言える距離に居続けてください』

 

に変わったこと。

 

大倉くんに、関ジャニ∞に、こちら側からの『私達の人生に存在してくれてありがとう』が届いて、他の人よりちょっとでも多く笑顔に包まれている人生であれば良いなあ。

 

 

 

今年の15祭も期待しかないね。

おばロクやるかもしれないってよ(4/13ANNより)

楽しみだなあ。

 



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何もなくても笑えていれば良い

書こうかどうしようか、そこそこ悩んでました。

で、悩んでいたので考えてることをちょいちょいTwitterに挙げていたけれど未来の自分のためにここに記しておこうかなと思います。

っていうのと、気持ちがぶれないために。

2019年4月4日時点(書き始め)での私の気持ち、私の考え、そしてエイトへの思い。 

 

 

 

年末年始に発売された主な音楽雑誌にて。

それぞれ表現の仕方やその度合いは違うにせよ、一様に『7→6になったことへの変化』を語っていた。それはGR8ESTツアーで私たちが目の当たりにした前向きな彼らと言うより、『目の前の事に必死になって取り組んで、息つく間もなく6人でなんとか歩みを止めずにやってきて、ようやく給水地点に辿り着いて一呼吸おいた6人の今の心境』が生々しかった。

あるメンバー(やすすだけど)は『歪みはあるままだ』といい、またあるメンバー(丸ちゃんだけど)は『今まではメンバーといるのが楽だったけど、今年は一人の方がよかった』と語った。

こんなにメンバー(と言うか山田)がネガティブな本音を吐露するのは珍しい…と言うかあまり記憶になかったのでびっくりしたけれど、でも本音はそこだよなあと思ったりもした。

 

そんななか、自担(お察しの通り大倉くん)は「去年は大変な一年でしたね?」というインタビュアーの質問に対し、『よく言われるんですよねそれ。でも、今まで大変じゃなかった時なんてなかった。いつもがむしゃらだったから。でもね、大変な時って充実しているし、逆に大変じゃなかったら、平坦な道だったなら頑張れなかったかも(要約)』との回答をしていた。

 

昨年秋から現在に至るまで、「エイトがこんなに大変な時期になんで後輩の面倒を見なきゃならないんだ」「大倉(と横)はエイトの事はどうでもいいのか」「早くグループ活動を!」って言葉を見たくなくても見たしいやっていうほど目にした。

二人がエイトのグループ仕事に参加せず付きっきりだったのならその意見もわからなくはないけど、疎かにする処かエイトのコンサートの演出や照明等前乗りしてコレオグラファーの方と打ち合わせをしている大倉くんがグループを疎かにしてるか?と甚だ疑問ではあった。

 

私は主に大倉くんのインタビュー等を目にしていたのでそこについて話すと、大倉くんはグループを疎かなんかにしていない。むしろ、がむしゃらに突き進んできてコンサートも終わり立ち止まってしまいそうなときだからこそ、いつも通り、いつも以上に色々な仕事を経験してグループに還元できるところがあればって言う気持ちもあったんじゃないかなと思う。

大倉くんに聞いたわけじゃないから真意まではわからんけど、でも『後輩プロデュースをしてみて、改めてグループの大切さを感じた』って話していたんだよ。

そう言うことには目もくれないんだよね。

 

 

そんななか飛び込んできた週刊誌ネタ。

 

こんなにも多くの人があっさりと信じる事にも正直驚いたし、また多くの人が『絶対にそんなことない!』って断言しているのにも驚いた。

週刊誌ネタに飛び付くことこそがあっちの狙いだし、それこそがナンセンスだって今まで何回も何回も経験してきたのにまだわかんないのか。

 

あっさり信じてここまでの約一ヶ月間、うだうだとネガツイばかりしているのも見たくないのに目にしたし仕舞いには『さっさと脱退発表してよ』みたいなツイートする人まで目にしてなんだか残念だった。

こんな人が、『自分はファンだ』と思い込んで無意識でメンバーをファンを傷付けているのが残念すぎた。

口を揃えて言うんだよね、『思えば◯◯の頃から不穏な空気は察していた』って。ほんとかよ、記事が出るまでなにも言わなかったのに。

 

SNSは個人の自由だから何を書いても問題はないと思う。

けど、だけど。

関ジャニ∞のファン』と銘打ったアカウントで、ある人はメンバーの顔をアイコンにして、それで愚痴批判を書き連ねて。

そこまでして書く必要がある?鍵アカにするなり当人同士でLINEでもしてれば?って思う。

不安なことをネガティブなことを思うがままに書いて自分の気持ちに保険を掛けているのか仲間が欲しいのか、『ファンでいることが疲れた』だなんて言ってファンを辞めようとしている自分を引き留めて欲しいのか。

どんだけ自己顕示欲が強いんだよ。

 

 

あと、『絶対にファンを裏切らないよ!脱退はないよ!』『亮ちゃんはそんな人じゃない!』みたいな人も、じゃ、もしも今じゃなくとも、今後誰かメンバーが違う道を歩みたいと言ったら裏切り者なの?っていう。

違う道を選んだすばるは裏切り者だったの?っていう。

 

私は大倉担であるのと同時に関ジャニ∞のファンなので、グループでいる大倉くんが大好きだし横や信ちゃん、丸ちゃんややすすや亮ちゃんと笑い合っている大倉くんが大好きなので、いつまでもこのままで、とは本当に思っているし願わくは7人で関ジャニ∞を続けて欲しかった。

でも、7人が叶わなくなってしまった今、色んな可能性も色んな未来も待ってると思うんだよね。

 

6人でやっていく!と断言したけど、やってみたけどやっぱり違ったと思うのもひとつの意見。

 

6人でできるかな…と思ったけど乗り越えていけるかも!って言う意見。

 

私達側からしたら、GR8ESTの6人は完璧に突き進んでくれたし6人でも大丈夫だ!って思わせてくれたけど、やっぱり当人達にしかわからない不具合や辛さ、大変さや6人の可能性だってあるわけで。

目に見える部分だと歌割り・ダンスのフォーメーション。その他にもたった一人が抜けたことで沢山の沢山の事が変わった。

デビューして14年、7人になってからは13年やってきたんだもん。エイトだってエイトじゃなくたって、不具合は生じてくる。一人が抜けた穴は想像もできないほど大きいし過酷だしまた、頑張りがいもあると思う。

 

GR8ESTの挨拶でも大倉くんが言っていたし、この間のANNでも優くんや大倉くんが語っていたけど、『続けていくこと』って大変だし、難しいし、さらにグループが続いていくことって一人だけの事では無いから、色んな人の人生を背負っているから、大変なことなんだよ。

 

 

 

否定も肯定もしない事にヤキモキして早く何かしらのコメントを!とかレンジャーに書くことくらいできるだろ!とかどこまで自分勝手なんだよっていう言葉が多すぎて疲れる。

エイトに疲れるんじゃなく、『ファンと名乗りながら自分の思うようにエイトが動いてくれないと気が済まない傲慢な人たち』に疲れる。

 

私だって亮ちゃんにはずーっと関ジャニ∞のエースであり続けて欲しいし丸ちゃんを適度にいじって適度にいじられて欲しいしやすすと曲を作り続けてて欲しいし信ちゃんに甘えに甘え倒して欲しいし横にバナナジュース作り続けてて欲しいし大倉くんの描く『関ジャニ∞の夢』を叶えて欲しい、一緒に。

でも、でももしも違う道を歩みたいと思っているのならその人生を、亮ちゃんだけのメンバーだけの人生を、責任の無いファンの責任の無い言葉の為に曲げて欲しくもないとも思う。

 

きっとここまでの騒ぎになっていること、みんながやきもきしていることは本人達の所まで届いてると思う。

でも何も発表なりコメントなりが無いっていうのは、『今はまだ協議中』かもしれないし『まだ発表する時期ではない』の判断かも、『そもそもそんな話出ていないけど、立場上そう言うことにコメントできない』のかもしれない。

コメントくらいできるでしょ?って、そんな簡単なことじゃないんだよ。

 

 

こう言うことを思ってかはいざ知らず、最近のANNにて、そして4月4日のエイトレンジャーにて、大倉くんはきっぱりと自分の意見を言ってくれた。

 

『良い意見だけを見ていきたいけど、人っていうのはネガティブな感情に流されやすい。ネガティブな感情って強いんですよ。でもそこに時間をかけるのは無駄なこと。』だと。

 

『自分を、自分達を嫌いだと言う人にまで好かれたいとは思わない。そんなとこに無駄な時間をかけるより自分達のフォロワーのために、愛してくれる人たちの為に恩返しをしたい』と。

 

そして『知らない噂を流して知らない誰かを傷付ける人は勝手にしろ』と。

 

 

ここぞとばかりにメンバー叩きをしていた人や記事を鵜呑みにしてネガツイばかりうだうだ言っていた人が、『大倉くんの言葉染みる><』『感動した><』って言ってるのを見かけると、いや、感動するのは良いがお前の事やぞ!と言いたくなるな…

自覚が無いって怖い…

 

 

『ファンでいるのが疲れた』という人は疲れたなら辞めたら良いんだよ、離れたら良いんだよ。ファンでいることが人生じゃないんだから。仕事じゃないでしょ?

 

ただ、辞めるのも疲れるのも勝手だけど、マイナスな感情に流されないように、ネガティブな流れに引っ張られないようにしてる人を引き込むのだけは辞めて欲しいし見苦しいからさっさと離れて欲しい、うん。

 

 

大倉くんが、メンバーが、コンサートを楽しみにしていてって、待ってるよって言ってくれているのだから私はそこに飛び込みたいし、勿論不安な気持ちが全く無いと言ったら嘘になるけどそんな感情なんて去年の4月から、『永遠なんて無い』って事を痛いくらいに感じたし、だからこそ行けるとき、楽しめるときに楽しみたいと思う。

 

その気持ちを、意気込みを『お花畑ww』って馬鹿にするのなら馬鹿にしたらいい。大倉くんの言葉を借りるけど、そんなネガティブな負の感情に流される時間も全て無駄だし。

 

楽しむことが、メンバーの言葉を真摯に受け止めることがお花畑というのなら、全力で花咲かすわ。『来るかもわからない未来』を案ずるよりも、その同じ時間楽しんだもん勝ちだと思うから。

 

 

気持ちが不安定なとき、不安なときに欲しい言葉をちゃんと届けてくれる大倉くんを好きになってよかったなと思う。

去年の不安な時期から、そして4月4日のレンジャーまで。大倉くんの言葉に助けられてきたし安心できたし、何より着いていこう!応援していこう!と思わせる言葉ばかりだった。

素敵な人を好きになれてよかった。

 

『グループ活動をしていく上で一番大切なことは?』の質問に『尊敬・尊重・愛情・義理・感謝・使命感・夢』と答えた大倉くん。

 

彼の描く『関ジャニ∞としての夢』がなにかはわからないけど、ひとつでも多くの夢がかなったら良いなと思います。

 

 

また、多くを語らないメンバー、あえて話さないメンバー、ちゃんと言葉にしてくれるメンバー。本当にバランスがとれたグループだなあと思う。

関ジャニ∞っていいよね。

 

 

 

何が起こるかなんて待っているかなんてわからないけど、負の感情やネガティブなことでまわりを巻き込む人にはなりたくないと思うし、でもグループだけじゃない自分にだって何が起こるかわからないんだから、楽しめるときに精一杯、悔いの無いように楽しみたいと思う。

 

 

泣いて終わると思っていたGR8EST。

 

初日・名古屋・大阪を経て、東京ラストであんなに笑って、笑い泣きで終わることができたのは紛れもない彼等の力なんだから、『関ジャニ∞力』を信じて夏のツアーを楽しみたいと思う。

 

 

 

 

 

ー 何もなくても 笑えていれば良い

何もなくても 歩けさえすれば良い MINT ー

 

 

初日を終えて

東海道新幹線車中です。

東海道新幹線て、座席は固いけどいつも空いてるから良いよね。

名古屋に向かっております。

名古屋公演を観る前に7月の備忘録でも書いておきます。

 

 

思えば、この3ヶ月は早かったなあ…

今まで関ジャニ∞に対して抱いたことのない感情もあったし、会見直後はエイトを聴くことすら観ることすら出来ないくらいだった。

 

 

6月にベストアルバムが出るって言うのに、何も番宣がなくてああこのままフェードアウトしていくのかなってぼんやり思ってた。

どんな事務所でも、『解散』ならまだしも『退所』に関しては寛容でないことはわかってたし。そのままぬるっとツアー始まるんだろうな、もう7人で歌う姿は観られないんだろうなって思ってた。

 

6月末、7人での関ジャニ∞生放送番組出演が次々告げられた。

最終日は7月8日。その前日、前々日も生放送で、最後の日まで3日連続生放送らしい、と。

 

正直、ちょっと驚いた。

最初は番組側の話題作りかなって一瞬過ったけど(これまでのMUSIC DAYの扱いを思えば致し方無い)、ジャニーズのアイドルで、世間からしたらグループから一人が抜ける『だけ』の事でこんなに取り上げてくれるんだ、って嬉しかった。

デビューして数年間MステSPに呼んでもらえなかったグループとは思えないくらいに。

 

 

Mステが発表され、MUSIC DAYの出演も発表された。そして、ほんとの最終日は、関ジャム史上初の生放送。ゲストはなく、メンバー全員と古田新太と宇賀アナウンサーのみとのこと。

関ジャムでの関ジャニ∞特集は念願だったが、このタイミングで叶ったのは皮肉だなーと思った。

 

番協も発表され、当然客を入れてライブ形式をしないMステ最後は落選した。そりゃそうだよねーって思ってたら、まさかのダメ元で申込んでたMUSIC DAYが当選してしまい、友人に泣きながら電話した。

私が最後に関ジャニ∞7人を観られるのは2018年7月7日、これまた皮肉にも、10年前の2008年7月7日は東京ドームで彼らのコンサートを観ていた日だった。

 

そんな最中に安田の病気が告げられた。

言い方が悪いが、何でこんなに真摯にアイドルに向き合ってる人たちにこんな試練が課されるんだろうって思った。

『神様は、試練を乗り越えられる人にしか試練を課さないのよ』みたいな言葉を昔聞いたけど、いや神様分量間違えとるやろって思うくらいに。

 

いつかの新年会で、大倉くんがこんなことを言ってた。

『僕らのグループは上がったと思ったら下がったりで。今がこう(下がってるとき)なら、やっぱりそれは何が足りないのか分析しなきゃいけない』

と。

じゃあ、今が関ジャニ∞にとって死ぬほどドン底なら、もうこれは上がっていくしか無いんじゃない?って、私の中の村上信五がちょっとだけポジティブになって、とりあえず絵馬を書いてきた(結局神頼み)

 

 

 

生放送一発目、信頼と実績のテレビ朝日ミュージックステーション。

正直、関ジャムの事がまだ公表されてないとき、私は最後はMステが良いと思っていた。

だって、多分私も含め世間が『渋谷すばる』を見つけた瞬間は、当時のMステだと思ってたから。

 

案の定、MステはここぞとばかりにJr.の映像を出してきた。

某汐留のアナウンサーがツイートしてたが、ほんと当時はあの番組の翌日(は土曜日だから、厳密には月曜日)はクラスがとんでもなく盛り上がっていた。

もともとジャニーズ好きが多かったクラスなので、会話はMステ一辺倒だったし、ほんとSNSもない時代に新しい風が吹いた瞬間だった。

 

そんなことはさておき、珍しくMステは一曲目。がむしゃら行進曲。やっぱり安田は、上半身をやっとダンスできるかって感じだったけど、フォーメーションとか色々メンバーも考えた感じが伝わってきて、これに関しては微笑ましく観ていた。

 

余談だが、モンテクリスト真海ことおディーン様が一緒だったのはちょっと嬉しかった。幸男ちゃんとの話もちょっと聞けたし。相変わらず自担はすぐ寝る。

 

そして、最後はNOROSHI。

『手のひらが背に触れた』

のあのキメ台詞をこんな熱量で引き付けられる人っているのかなって位、 すばるにしか歌えない歌詞だと思ってた。

 

Mステ初披露の時、和装で演奏したNOROSHIは、大サビ引きの映像で7色の狼煙が上がっていた。

Mステ最後の時、スーツで演奏したNOROSHIは、大サビ引きの映像で『関ジャニ∞』の垂れ幕と真っ赤な照明に照らされて、本当に本当にかっこよかった。

 

 

 

生放送二発目は、不安しかないMUSIC DAY

番協行っといてあれだが、関ジャニ∞と日テレはあまり相性が良くないと思う。

でも、今回の曲はオモイダマ。多分大丈夫だろう、とちょっと安心した。

 

オモイダマは、十祭で聴いてから物凄く大好きな曲で、それを最後に生で観られるのが本当に嬉しかったし、本当に悲しかった。

 

大サビ部分、いつからかな、すばるが叫ぶように歌わなくなったのは。

エイタメ辺りからは歌わなかったように思う。あの熱量が大好きだったから、ちょっぴり悲しかった。

が、MUSIC DAYで披露したオモイダマは、ちゃんとそこで叫んでくれた。

正直、エイトが出てきた瞬間から終わりを考えてしまって涙が止まらなくて、まわりもエイターが多かったから連鎖で泣けてきてたんだけど、そこだけはしっかり聞けた。

 

帰宅してから番組を確認したら、最後映ってない部分があったので補足させていただく。

歌い終わって拍手が鳴り止まなく、ほんとに鳴り止まなかった。テレビでも大倉くんが『ん?』って顔してたけど、なんかあの拍手は司会の人たちも促せなかった気がする。

で、同じ年で長年切磋琢磨してきた翔くんが、『もう一度関ジャニ∞に大きな拍手を!』って言ってくれて、また拍手が大きくなった。みんなペコペコしながら(小物感)はけていった中、最後の最後まで会場に手を挙げて頭を下げていたのは、渋谷すばるだった。

これが、私が生で見た関ジャニ∞渋谷すばるの最後だった。

 

 

最後の7人での生放送。

正直、関ジャムがここまでしてくれるとは思わなかった。

番組前半はメンバーの思い出のセッションを振り替える。という口実で、強火すばる担の方々の『僕とすばるくんの思い出の曲』達だった。

特に印象的だったのは亮ちゃんの選んだビートルズ回と、大倉くんの選んだビートルズback numberとの回。

皆までは言わないが、亮ちゃんはすばると自分をジョンとポールに例え、『ずっと二人で歌ってきたから』というコメントを添えた。嗚呼、私たち以上に彼らはツインボーカルを意識して、切磋琢磨してきたんだなあって思ったし、それがこんなことがなければ明かされることも知ることもなかったんだなあと思うと、なんとも切なくなる。

大倉くんは、back numberとのセッションの際にすばると「ヒロイン」を歌ったことについて、『すばるくんと並んで歌うのは2006年以来だったから忘れられない』とコメントした。これもまた、こんなことがなければ明かされることのなかった気持ち。当時私はこのヒロインを聴いて、普段関ジャムでも歌わない大倉くんが歌ったことや曲の良さが大好きで何度も観ていた。

2006年には既に大倉担だったし、2006年に二人が並んで歌ったことだってわかっていたのに、この大倉くんのコメントを聞くまで全く気づかなかったし、私だけでなく多くのファンがそうだったと思う。

すばるにとって、唯一ユニットをしたことがなかったコンビが大倉くんだったけど、その大倉くんだけが唯一すばると一緒にライブをしたメンバーなんだよな。

 

セッションも物凄く熱かった。

スカパラとジャムった無責任ヒーロー

正直、この曲がこれほどまでに歌われるとは発売当時は思いもしなかったし、この曲が10年の時を経て こんなにかっこよくなるなんて思わなかった。

夜遅くまで、ありがとうございました。

 

残りの2曲は、彼らがファンに聴いてほしい曲、とのことで一曲目は予想通りの大阪ロマネスク。

 

私が関ジャニ∞のファンになった当初、一足先にエイターだった友人が「この曲を押さえておけば間違いない」と教えてくれた一曲。

エイトのコンサートに行ったことがない当初、コンサートで一緒にこの手の振りをしたい!と切に願っていた曲だった。

十祭の大阪ロマネスクが凄く印象に残っている。いつファン投票しても不動の一位。

真面目な顔で歌う三馬鹿に対し、笑顔でチョケながら歌う年下組。

この構図が私の大好きな関ジャニ∞なんだよなあって。

 

そして最後の一曲。

関ジャニ∞がファンの、そして自分達のために選んだ本当の本当に最後の曲。

大倉くんも以前ラジオで、「いつもこの曲をかけてしまうけど、やっぱりどんなときもこの曲が自分達の気持ちを代弁してくれる」と話していたLIFE~目の前の向こうへ。

亮ちゃんが事務所の人に直談判し、バンドとして初めて出せた曲。

MVが解禁されたとき、PCで観て、かっこよすぎて泣いたのは後にも先にもあのMVだけ。

2010年大倉くん出演ドラマ「DM~踊れドクター」という未だによく咀嚼できないドラマの主題歌であり、関ジャニ∞初のバンド曲であり、初のドラマ主題歌だった。

ドラマよりなにより、エンディングでLIFEが流れる瞬間緊張して、流れた瞬間嬉しくて泣いたのを記憶しているし、またMステでも初バンドで挑み、こっちがドキドキしながら聞いた曲でもある。

Mステに関しては正直へたっぴだった。本人達の緊張感もあり、音もガチャガチャ。だけどそれ以上に思いが伝わってきた。

後日別番組にて、当日Mステで東京事変として共演されていた亀田誠司さんがこんな話をされていた。

「生の音楽番組って失敗ができないからプロでもアテフリするんだよね。でも関ジャニ∞のみんなは生で演奏していて。俺ら盛り上がっちゃってさあ!林檎さんと『ブラボー!』って立ち上がったよねー!」

歌の良し悪しなら他を聞けばいい。思いが伝わるかなんだよなあって思った、凄く嬉しいコメントだった。

 

いつからだろうね、出だしの「まだまだ終わらないから」を気まずいの二人が外さなくなったのは。

 

最後の演奏前、生放送ということもありコメントもそこそこに演奏が始まった。

 

いつもの演奏場所ではなくトークするスタジオで、関ジャニ∞7人だけの演奏。

心なしか、いつも強めの大倉くんのバスドラがさらに強めに感じた。

 

どの番組でもだけど、すばるは泣きそうで泣かない、を貫いていた。

 

出だしを終え、まるりょのパートになったときに亮ちゃんの様子がおかしかった。

これまで気丈に、強気とも冷たいとも思わせるくらいに気丈に振る舞っていた亮ちゃんが詰まって歌えなくなっていた。

ああ、亮ちゃんもやっと泣けたんだなって安心したと同時に、こんなに長い間肩を並べていた亮ちゃんを泣かせるなんて罪な男だな…と思ったりした。

亮ちゃんが泣いて歌えなくなり、咄嗟に信ちゃんが歌って、もう私の視界はぐちゃぐちゃだった。

リズムキープすべくずっと丸ちゃんを笑顔で見つめた大倉くん、その視線を受け折れそうになりながら笑顔でいた丸ちゃん、しっかり歌って支えた信ちゃんと安田、必死に歌ったヨコ、私がこれまで見た中で一番感情をむき出しにしていた亮ちゃん。みんなが、自分達のため、すばるのために歌っていた。

 

『あの日交わした約束をずっと覚えているから』

 

で、すばるに手を差し伸ばして歌った大倉くん。

きっと、誰にもわからないこの二人の約束があったんだろうなとか、無くても二人にしかわからないこともあるだろうなとか。

今回の公演でも大倉くんは、カメラに手を差し伸ばして歌ってる。

ラジオですばるについて、「最後まで彼から真をくった話を聞くことはできなかった」としたあとで、「でもそれは要らないのかなとか。20年近く一緒にやって来たら、わざわざ言葉にしなくても一緒にいたことが真実なのかなとか」と話していた。

 

『あなたの後ろでドラムを叩くことが大好きでした』

と文面を残した大倉くん。

『どんなに上手いドラマーが居ても、俺の一番好きなドラマーは大倉』

と以前話していたすばる。

今後すばるが音楽活動をするにしてもしないにしても、好きなドラマーに大倉くんの名前が刻まれていたらいいな。

 

 

 

『楽しいことしかなかった。それはみんながいてくれたから』

 

関ジャニ∞で居られたことは僕の人生において最大の誇り』

 

 

そう残したすばるが事務所を辞めるまで、あと5ヶ月。

 

 

 

 

 

 

 

6月14日

あれから二か月、あと一か月となった。

今まで、Twitterでは幾度となく自分の考えを話してはきたけど、自分のためにもここに残しておこうかなと思ったので興味がなければそっとホームボタンを押してください。

 

 

 

 

いくわよ。

 

 

 

最初の一報は、4/12だったかなと思う。もう結構昔に感じるなあ…

その時私は北海道旅行中で、ちょうど小樽から札幌へ帰る電車の中だった。同行者が寝ていたのでTwitterを見て暇つぶししようと思った。

TLを見るとなんだかざわざわ。ジャニヲタをしていて分かったことだけど、『金曜日』を名乗る某雑誌は実は金曜日でなく木曜日に第一報が入ったりするんだよね。自分の名前には責任とって欲しいわよねまったく…

 

それはそうと、その時はまた誰かのスキャンダルとか熱愛ですねはいはい~と思いながら遡っていた。

 

 

渋谷すばる関ジャニ∞脱退、事務所も退社か?】

 

【バラエティの仕事に嫌気がさした?】

 

みたいな見出しだったと思う(後の会見にて、見出しの二つ目は笑い飛ばしながら否定していたけど)

 最初の素直な感想は、「おっと変化球~」だった。

基本的にジャニヲタをやっていく上で、本人・事務所発信の情報以外はできるだけスルーするように努めている、きりがないから。

 

昨今のSNSの発達で、『火のないところに大火事』が起きてしまうのが芸能界だと思っているので、何事も話半分で信用する癖がついていた。

今回も、まさかの脱退ネタで、変化球とは思いつつ笑い飛ばしていた。なんなら、まったく信用していないからこそ、あの記事に怒りさえ沸いていた。てきとーな事書くなよおいって。

 

だって、すばるがバラエティ嫌いなはずがない。テレビに映る彼は口数がそんなに多くないのでクールに見えるかもしれないけど、自分のラジオでは下ネタだらけだ。なんならすばる=変態だ(偏見)

黄金期時代の雑誌に、『女性のムダ毛処理が嫌。チクチクするから。ならボーボーに生やしてて欲しい』って言ってるのを当時小学生だった私は『こいつ何言うとんねん…』て思ってた(褒めてる)

クロニクルのファボられで見せる、陣内智則氏への攻撃(褒めてる)だって、バラエティが好きだからこそ。

すばるがジャニーズ事務所を、関ジャニ∞を辞めるはずがない。

2012年夏に行われた『∞祭』にて、大声で「一生、あなたたちのアイドルです!!」って言ってくれた。

記憶にも新しい、オーラスで大倉くんが欠席せざるを得なかった『元気が出るライブ』にて、隠すこともせず泣いてくれた。後日の雑誌インタビューにて、感謝している人に大倉くんの名前を挙げ、「一人足りないことがいかに大変かをわからせてくれた」って言っていた。

外部のライブに出るときはいつも、「関ジャニ∞ってアイドルグループやってます!!」って言ってくれた。

どのメンバーよりも、「エイター!!」って叫んでくれた。

 

私だけじゃない、私のTLではほぼ信用している人なんかいなくて、みんな笑い飛ばしていて。

今思うと、ほんと心の底からあんなニュース信用していなくて、それもなかなか凄いことだなって。

2ヶ月ほど、其々がこの事情を抱えながら、辛い思いしながら仕事してくれてたのかなと思うと辛さしかない。

 

 

ざわつき始めたのが、毎週土曜日23:30から始まる『オールナイトニッポンサタデースペシャル大倉くんと高橋くん』内のリスナーとの電話の時。

この日のリスナーは、「今仕事をしているが、辞めようと思っている」「ほかにやりたいことがたくさんある」「スムーズに辞められるように、寿退社だと上司に嘘をついた」というものだった。

時々リスナーとのトークで熱くなる大倉くん。

この日もリスナーにいろいろ問い詰めていたが、ある瞬間から

「自分の好きなことをしていいと思うよ、一回の人生なんだから」

と前置きしたうえで、

「自分の好きなことをしたくてその仕事に就いても、好きなことだからこそ辛いかもしれないよ」

「でも、あなたの今している仕事は凄く素敵な仕事だよ」

と伝え。

ん?なんかいつもより熱いな~って思いつつ聞いていた。

 その後のリスナーからのメール。

熊本の被災者からで、不安だった時にこのラジオを聞いて励まされた、いつも元気をもらっている。あの時救ってくれてありがとうございました、というもの。

それに対し、「こういうメールをもらうと、自分の仕事の意義とか考えるよね。仕事をしているとさ、いろいろ辛いこととかあるし、辞めたいなとか思うことも誰にだってあるし俺にもあるし、でもこういうことを言ってもらえると励みになるし。立場上言えないこととかも思っていてもある中でこういうことを言ってもらえて嬉しいなって思う。俺もそうだしみんなもそうだし、不安なこととかあるという人に向けて、前向きに生きていけるように発信した曲なので、この曲を聴いてください」

で、流れたのがLIFE。

話している声も震えているというか、涙声のようにも聞こえて、みんなざわざわしていたのを覚えている。

何かあったのかな、ただ感傷的になったのかな、でいつもなら終わっていたかもしれないけど、ふと木曜日の一報が頭をよぎった。が、まあ感傷的になっただけかな、で自分を納得させて寝た。

 

 

急展開したのが、翌日9:30頃、FCから届いた『ファンの皆様へ』という、メール。関ジャニ∞のメンバーから大切なお知らせがあるという、11時から会員サイトをご覧くださいというメール。

今思い出しても、本当に長い1時間30分だった。「あの週刊誌を否定する文章が出るのかな」とか「いや、15周年に向けてのコンサートの発表とかで『そんなことかーい!!』ってなるんじゃないか」とか、はたまた「誰か結婚とかするのかな?」とか。

本当に誰も信じていなかった。だってあの事務所は『本当に大切なお知らせほど事前通知しない』が定説だったから。

でもずっとざわざわしてて、生きた心地がしなかった。

 

 

 

その後については、あの会見の通り。

大げさじゃなく、あんなに泣くことあるんだなとか、こんな辛いことあるんだなとか、こんなに悲しいならこんなにエイトを好きにならなきゃよかったとさえ思った。

 

13年前にあんなに悲しいことがあって、後にメンバーが一人減った。みんなが悲しんだ。

メンバーが悲しくて泣いている姿は関風オーラス後ほぼ見たことがなかったように思う。

まあ、私は関風コンは仕事でいけなかったからまああれだけど。 

 

2年前のコンサートオーラス、大倉くんがいなかった。

そのことに関しては以前ブログにも書いたので割愛するが、本当に辛くて悲しくて、『辛くて悲しい』という感情でメンバーが泣いているのを久々に見た。

 

 だから、『メンバーがいない』事に対してあんなに辛いことを体験した関ジャニ∞が、自らの意思で辞めるなんて思いもしなかったんだよね。

 

 

現在の心境は、というと、自分でもよくわからない。今でも毎日、すばるが『辞めるのを辞める』っていうのを待っているし。

なんで?どうして??っていう気持ちは今だって変わらないしもしかしたらずっと持ち続けるのかもしれない。今後のすばるの活動、関ジャニ∞の活躍を見て、なんで?って思うことがあるかもしれない。

 

ただ、今思うのは。

あの時マスコミへの会見開始時間とほぼ同時刻にファンへ向けて発表されたコメント。メンバー全員(やすすは体調不良により欠席)で行われた異例の会見。全員がしっかりと話した後での投げかけられる質問に対しての受け答え。あれが、あれこそが私がずっと好きでい続けた関ジャニ∞の姿だった。

マスコミと同時刻でのコメント発表は、ファンへの精いっぱいの誠意なのかな。SNSが発達している現代、できるだけそんなところからの情報でなく自分たちの言葉で伝えたいというメンバーの思い。

会見でも大倉くんが言っていた、「この数日、ファンの方々に色んな憶測を呼ぶ結果になってしまった」。

そうやって、こんな時でも7人はメンバーそれぞれを思いやるとともにファンの気持ちをいつも考えてくれるんだよなあ。

あの人たちのことだから、私たちが思った「なんで?」「どうして?」はほんとに亮ちゃんが言うように「こいつらしつこいな…」ってすばるが思うほどに聞いたし説得してくれたと思うし。

 

会見でも隠すことなく涙を流すヨコ。

テレビでは珍しく感情そのまま不貞腐れたというかそんな態度をずっとしていた大倉くん。

以前「どうしたらいいかわからないときには笑ってしまう」と話していた通り終始にこやかだった丸ちゃん。

一周して無理やり自分を言い聞かせたような表情だった亮ちゃん。

動揺しているメンバーを気遣ってかいつもと変わらない頼れる信ちゃん。

やっぱり「バイバイ」で終わらせた安田。

 

今まで大変だった、しんどかったことは?の問いに「楽しいことしかなかった、それは一人じゃなかったから」

活動の中で一番印象に残っていることはの問いには、デビューでも初ドームでも47コンでも野外でもなく、「メンバーとの何気ない楽屋での時間」と答えたすばる。

 

全てが関ジャニ∞らしくて、誰も嫌いにも責める気にもなれなくて、でもそれは今までの彼らがファンに向けて言ってくれたこととか行動してくれたこと、何より誰も悪者にならないように、誰も嫌いにならないように努めてくれた結果なんだろうな。

 

当日から翌日にかけて、ネットニュースWS、色んな媒体でこの事が取り上げられていた。

いつもエイトのニュースがあると大きな事件とかと被って放送されないのに、こういうときに限って何も被らないのよね…

でも、どのニュースでもこの会見が褒められていた…と言ったら語弊はあるけど、メンバーの真摯な姿、ファンへの思いやりについて凄く評価されていた。

本来、グループからの脱退ってマイナスイメージがつきがちなのに、私が見る限りあの元議員以外にマイナス発言する人は誰一人居なくて、テレビでも芸能記者の人から芸人から、『彼らはいつも礼儀正しい』『楽屋でもいつも仲良しだよね』『凄くファンの事を考えた会見だったね』って。

 

誇らしいよね。

私の大好きな人達がこんなに褒められている。こんなことで知ってしまったのが辛いけど。

あるコメンテーターの方が言ってた。

『凄く気になったのが、彼ら「ジャニーズ事務所を辞める」とは言っているけど、一言も「関ジャニ∞を辞める」とは言ってないんですよね。きっとファンの人達が一番聞きたくないのが「関ジャニ∞を辞める」という事。凄くファンを思った会見だったなって。』

ファンじゃない人にも思いが伝わってて、辛かったけど嬉しかった。

 

 

昨夜のジャニ勉2/∞ロケ中、エイターと遭遇するシーンがあった。ロケがいつだったのかはわからないけど、彼女たちの会話から、会見後なんだな~と把握。

「すばる君の話をしていたんです」「頑張ってほしいねって話していたんです」という彼女たちは少し涙ぐんでいるようにも見えたけど、それに対して笑いながら『ありがとう、がんばるわ!!』って言ってた。

そうなんだよ、やっぱり関ジャニ∞には笑ってほしい。寂しいこと、辛いことに変わりないなら、エイトが歌っていたように『せめてもう一回君がくれた笑顔で笑いたい』なんだよなあ。

私があの場で遭遇していたら、「頑張ってほしい」なんて伝えられなかったと思うから、あのファンの人たちには感謝している。

 

 本音は、7月15日が来るのが怖くて仕方ない。

メインボーカルであるすばるが、エイトレンジャーのレッドが、関ジャニ∞渋谷すばるが居なくなることが想像できなさすぎて辛い。

だけど、もう引き返せないなら、戻れないならせめて最後は笑って、「バイバイ!元気でね!!」って手を振って送り出してあげたい。

 

サタプラで小堺さんが言っていた、『関ジャニ∞はこれから二つの夢を追うことになるんだね』が全てだと思うから。

 

 

 

残りの1ヶ月、少しでも多く7人の笑顔が見れることを祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今からでも、『辞めるのを辞める』って言っていいんだよ?

蜘蛛女のキスに恵まれてだらだらと~千穐楽編~

大倉くんが某公式ブログでさらりと、ほんとにさらりとだけど演じられたご本人なりの結末をお話ししていたので、私もだらだらと引きずりつつしたためようと思う。

 

 

 

何度も言ったけど、私はこの舞台に関して、FC先行も一般も当日券でさえも何一つ取れなかった。

が、友人にお誘いいただき、6月10日・6月17日観劇した。

 

 

6月10日は、所謂下手側。ヴァレンティン(大倉くん)側だった。

舞台が決まってから原作を読んだりしていたので、大体の話の流れは掴んでいた。結構これは正解だったかもしれない。

 

初見はほんと、ただただ目の前で大倉くんが演じていることが新鮮でたまらなかった。

担当の贔屓目かもしれないが、私は基本的に大倉くんの演技は自然で好きだなって思っていたし(怖い日曜日の演技は別として)、物凄く上手い!と思っているわけではないが下手だと思ったことがなかった。

ただ、私が初めて観た、ストレートプレイをする大倉くんはいつもの演技とは全く違っていた。

正直、大倉くんは舞台は合わないのかな?と思っていた私にとって舞台で大きな声で演技をする彼に圧倒された。

結末は、やっぱり原作通り悲しいな、と思った。

 

 

6月17日は、一人で観劇した。

翌日の千穐楽当日券をGetすべく電話を冗談じゃなく500回以上はかけていた(500回までしか表示出せないのよ)。

友人にも協力を募ったが電話はキャン待ちすら繋がらず、昼公演が始まってしまうので諦めて入る。

もうこれで最後かもしれない、と思いながら観るのは辛かったけど、観れる分有り難いのだ、と思いながら席に着く。

 

今回は上手側。モリーナ(いっけいさん)側の席だった。

下手側よりもよりヴァレンティンの行動が見易かった。この舞台は、大袈裟なセットが組まれているわけでもなければ派手な演出があるわけではなく(署長の登場はびびったけど)、終始監獄の中での演技のため、あまり死角になるところがないのはとてもありがたい。

強いて言えば、私の入った三階B席だと、上手・下手それぞれで舞台ギリギリでの演技が若干見辛い感じはあったけど、許容範囲。

特段大きなミスもなく、お二人の演技は完璧だった。

 

 

ほんとにほんとに贅沢な話だけど、一度、二度と回を重ねる毎にお二人が演じるキャラクターに感情移入しまくってまた観たい、ってなってしまうお芝居だった。

 

 

 

細かいことは某Twitterにて書いた通りなので割愛するが、めでたく千穐楽入ることができた。

夢かと思った。

ほんとに席についてからドキドキが止まらなくて、ほんとに夢みたいだった。

密かに夢だった、『自担舞台』の千穐楽に居られることが幸せだった。

 譲っていただいた方に、『本当に大倉くんが好きな担当の方が入るべきなので、是非入ってもらいたい』と言っていただけて本当に感謝してもしきれなかった。

 

暗転し初めて、あの独特のでかめの(毎回ビクッ!ってなってる人がいた)ギター音からの開演。

 

『その女はどこか~』

と、いっけいさんの語りが始まり、戯曲が始まる。

 

譲っていただいた座席は、一階上手側中程の席。目の前にモリーナのベッドがある場所だった。

 

千穐楽の緊張感なのか、客席は息を飲むように二人の会話に聞き入っていたし、いつもより明るくなるのが遅い感覚さえあった。

 

ぼんやり二人の顔にライトが当てられ、だんだん鮮明になっていった。

大倉くんの顔を肉眼で見た瞬間、千穐楽入れた感激で開始5分でひっそり泣いていた←

 

この戯曲の集大成でもある千穐楽という事で、お二人の演技もこれまで以上に熱がこもっていたし本当にそこには『ヴァレンティンとモリーナ』がいた。

 

途中何度か大倉くんが台詞に詰まったり、いっけいさんが言葉(単語)を言い直したり、いつもはやらない所でコーヒーこぼしたりしたけど、きっと演技ではなく本当にヴァレンティンとモリーナの会話だからこその自然さなんだろうなって思った。

 

多くの人が語っていたけど、千穐楽のマルタへの手紙のシーンは、本当に鬼気迫る演技だった。意識が朦朧としながらも、マルタの事を考えた瞬間だけはふっと笑ったり、その笑った瞬間モリーナが少し寂しそうな表情をするのも堪らなかった。

 

それまではずっと、母親のためだけに生きることを望んでいたモリーナが、ヴァレンティンに出会いヴァレンティンに恋をして、『ヴァレンティンに自分の事を好きになってもらいたい』『ただ、愛情が欲しいだけ』と打ち明けたのは、本当に勇気がいっただろうし(二人きりだし、ヴァレンティンはノーマルだし)、でも、そんなモリーナの気持ちを馬鹿にするでも無駄にするでもなく、優しく受け入れて笑うヴァレンティンの無邪気さね˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚.

 

ヴァレンティンに、『人間の尊厳』を大切に、と言われたモリーナは本当に嬉しかっただろうし、それがヴァレンティンからの最高の愛情だって理解したんだろうなー。

いつも馬鹿にされていた自分を馬鹿にすることなく、ヴァレンティンなりの愛情をモリーナに注いでくれた彼のために生きたい、と思ったからこそのラストシーン。

 

 

真っ白な光の中でお互いの最期を語り合うシーン。

ヴァレンティンがモリーナの最期を話しているときのモリーナは、全てを悟っているかのように本当に優しくて母性のような笑顔で聞いていて。

逆にモリーナがヴァレンティンの最期を語っているときは終始不安そうな表情を浮かべているヴァレンティン。

二人のこの表情の表現もまた、本当に素晴らしかった。

 

 

最後にドアがあき、モリーナが監獄を去るシーン。

 

名残惜しそうに、ヴァレンティンの背中は本当に寂しそうだった。

一方、モリーナの後ろ姿は本当に生き生きとしていて、希望に満ちていて、とてもかっこよかった。生きるための意味を見出だしたモリーナはかっこよかった。

 

観る手側が色々と考えさせられる作品だったけど、きっと二人は幸せだった。最後の瞬間まできっと。

それは、ヴァレンティンである大倉くんが感じたのだから。

 

 

 

戯曲はここで終わり、エンディング。

 

暗転した瞬間、割れんばかりの拍手。

二人が出て来て、頭を下げてはける。

いっけいさん、と言うかモリーナは、感極まって泣いていて、私もそれみて泣けてきた。ヴァレンティンは本当に誇らしい笑顔を浮かべていた。

 

 

鳴り止まない拍手に、また出てくるんだけど、本当にここはみんな思わずスタオベしてしまった、ってくらい一斉に立ち上がってて。

 

 

三度目、二人は胸に拳を当ててお辞儀をして。

そして大倉くんは扉に向かいながらガッツポーズ、扉を閉める瞬間、体いっぱいでガッツポーズをした。千穐楽まで走り抜けた達成感だったんだろうなあ。あれが大倉くんの、蜘蛛女のキスに対しての全てだったと思う。

 

 

そして四度目まで出てきてくれた˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚.

四度目に出てきてくれたときは、二人が上手側を向き、そちらから演出の鈴木裕美さんが出てきてくださった。

最初にいっけいさんから。 

 

渡辺『えー、今日を持ちまして。ヴァレンティンの中の人を皆さんにお返しします^_^』

 

この瞬間に笑い崩れた大倉くんがほんとにいつも見る大倉くんの笑顔だった。

 

大倉『(笑)あの、いっけいさんが最後にどうしても一言だけ言わせてくれって言ってたんですよ。あの…(笑)はい、ありがとうございました。

初めてのストレートプレイの舞台という事で、僕が今後演劇を嫌いにならないようにっていっけいさんや裕美さんが凄く優しく教えてくださって、嫌いになるどころか大好きになりました!次に皆さんの前に立つときは、大倉忠義ではない違う誰かで皆さんの前に立てるように頑張ります!』

 

こんなに話してくれるとは思ってなかったから凄く嬉しかったなー。

大倉くんが、舞台が大好きになったって言っていて、さらに今週のレンジャーでもあのようなことを言っていて本当に嬉しかったし、こっちこそ本当に誇らしいなと思った。

大倉くんの初主演舞台が蜘蛛女のキスで、これは本当に代表作になったと思うし大倉くんにとっても凄く宝物になったと思う。

 

あ~終わっちゃったなあ…

舞台にしては珍しく、東京のみ、グローブ座のみの公演。

5月27日から6月18日までの、本当にこの夢は短かったけど、短くて幸せな空間だったな。

 

また、大倉くんの舞台が観られる日が来ますようにっ!!